こんな流れで鍼灸師に。の1

茨城時代:中学生~鍼灸師になるまで


中学2年生の春、ある朝、目が覚めたら体が動かせなかった。

背中、腰、お尻、どこが、と特定できないくらいの痛み。

悪戦苦闘の末、横向きになってから上半身だけうつ伏せにひねって四つんばいになった。

ここまで体を動かすのに30分かかる始末。

その日は学校を休んでどうにか車に乗り込み、整形外科へ。

レントゲンやMRI撮影の後、診察を受ける。

結局、肉離れのような筋肉の損傷だと言われ、痛み止めと湿布を処方された。

帰宅する頃になっても変わらず痛んでいた。


高校に進むにつれ、最初にあった動けないほどの強烈な痛みこそいくらか和らいものの、その代わりに腰の右側から右脚ふくらはぎにかけて、しびれるような重く鈍い痛みが出るようになった。

今考えると、典型的な坐骨神経痛。

「体を動かすと痛い」と経験したことで、体育の授業や運動することにすっかり及び腰になってしまった。

この痛みを何とかしたいと思って、ずいぶんいろいろと治療を受けた。

整形外科から始まり、接骨院、カイロプラクティック、整体、鍼灸、マッサージとひととおり。


それでも治らなかった。


僕が鍼灸師を志した理由は、痛みを手品のようにスッと消せる治療家になりたいと思ったから。

治療をする仕事を将来の進路と決めたとき、お世話になっていた整体の先生から、

「若いうちに国家資格を取る勉強をした方がいいよ。『整体師』は民間資格だから、鍼灸師、あんまマッサージ師、柔道整復師のどれかかな」

とアドバイスをいただき、その中なら鍼灸の勉強をしたいと思った。

鍼灸=東洋医学という未知の世界にひかれたからだ。

「治してもらえないなら自分で治すしかない」という思いが、明確にではないがあったのかもしれない。

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